矯正治療でよくある質問にお答えします。

Q1 矯正治療ってなあに?

A1 正常でない歯ならびや、かみ合わせを不正咬合といいます。
   矯正治療の目的は、不正咬合を正常な歯ならびになおすことです。
   正しい歯ならびにすることにより、不正咬合のためにおこるいろいろな 困る事を除き、
   ながく、自分の歯で食べ物をかめるようにすることです。
Q2 なぜなおさなければならないの?

A2 不正咬合のために、おこる困ったことがらを次にあげます。

   @むし歯になりやすい
    正常でない歯ならびでは、しばしば歯が凹凸にならんでいたり、正しくかみ合っていないため、
    食べかすがたまりやすく、また、十分に歯みがきができないことがあります。
    このため、むし歯が発生しやすくなります。

   A歯肉炎やいわゆる歯槽膿漏になりやすい
    食べかすがたまりやすく不潔な状態にあると歯肉がはれて、歯肉炎がおこります。
    更に、これが進行していわゆる歯槽膿漏になることがあります。
    その他、唇がとじにくく歯肉が外気にふれやすいとき、又は、歯が歯肉にかみ込むようなときなども、
    歯肉を健康に保つことができません。

   B歯や唇が傷つきやすい
    前歯が強く突き出しているとき、事故などにより歯が折れたり、唇が切れたりすることがしばしばあります。

   C発音障害、咀嚼障害、あごの骨の成長への悪い影響、審美性の欠陥
    これからのことがらが、不正咬合のためにおこると言われています。
    矯正治療により、歯がながもちし、発音など正しい口のはたらきができるようにすることは、大切なことです。
Q3 いつ頃始めるのがよいのでしょうか?

A3 上の前歯4本がはえそろった頃に、歯ならびやかみ合わせについて、
   心配なことがあれば歯科医師に相談してください。
   早期に治療を開始した方が、後の治療が行いやすくなる場合があります。
   しかし、これは、一つの目安にしかなりません。
   不正咬合の程度は、様々で治療を開始するのに適当な時期も簡単には決められません。
   この時期以降でも、決して手遅れということはありません。
   また、場合によっては、永久歯列が完成した後から治療を開始した方が
   効率よく治療が進行する場合があります。
   更に、不正咬合が強度の場合、成長が完了した後、外科的治療を併用することもあります。
Q4 どのくらいの期間がかかるんでしょうか?

A4 早期治療により開始した場合でも、治療は一般的には、永久歯列の完成する14歳頃までつづきます。
   しかし、早期治療だけで治療を終了できる場合は、治療期間は短くなります。
   また、永久歯列が完成した後に治療を開始した場合は、治療期間は通常約2年〜3年となります。
   通院は、通常3週間から1ヶ月に一度ですが、治療の段階によっては、その間隔はさらにながくなります。
   治療終了後も、経過観察がかならず必要となります。